2012年10月03日
開発零細企業の心意気
今日は、午後に出かける企業は、社員7名でうち身内の社員が社長を含めて3名です。しかも、このトップはある疾患を持っており、東京の有名医大で検査したが手術してもこのまま放置しても同じとの結論でした。それは極めて危険で難しい手術であり、切除しても結論は同じらしい。完全はないのだそうである。このトップは後5年の命があれば社員が路頭に迷うことがないよう知的財産(特許とか、ノウハウとか)を残しておきたいと、急に自社技術の用途開発から大手に売り込むような単品の独立品を完成しておきたいと、一生懸命である。先月も2件も開発してそのサンプルも約100台も製造して試供品として、また展示会用品として準備している。この会社の社員は、幸せ者と思いますが、社員はどのように思っているかは?と社長の話でした。けれど、この財産はお金や物でなく、時代の変化に左右されず、用途が広がればさらに発展する独立した単品であり、他装置に組み込めるものである。これこそは下請けで、かつ零細企業であっても自らの生きる道を今から備えることの重要さは、このトップだからこそ身に染みて感じているという。そえは自ら就職列車で東京へ出向き、そのご数年は現場での小間使いを経験したが自ら目的を達成するためこの経験を生かしてのU-タンで地域での斬新な開発品を製造販売している企業に就職し、しかも上司に恵まれ、この会社を立ち上げる源泉となっているのである。今日もすでに事前に宿題をいただいているのでこの宿題の答えるのは当たり前だが、の応用編がないか、東京の事務所にも打診してそれなりの返事がきましたので、小生の発想と合わせて提案してくる予定であり。勿論、これ以上の発想がこのトップにあればありがたいが?ますます厳しい国内景気や製造販売業にとってはこの種企業では海外へは難しく、国内需要の源泉を関係者一丸となって内需の促進に目を向ける動きが必要であると。さて、楽しみだが?
Posted by ターさん at 11:44│Comments(0)
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