2009年04月28日
創造と破壊は成長の源泉(41)
宝の持ち腐れの現状の打開策は、昨日あるところに出向いたら大型の機械が休業しておかれていた。理由は、仕事が無いのです。この種機械は大型であり、自動車や大型の機械の加工に利用される装置である。多分、億単位の価格でしょうね。しかし、休業は莫大な損失を招いている。企業の生き残りが最大のテーマであるとトップは現状を熟知していた。それなら、この装置の活用市場を自ら提案する商品の開発をおこなわなければ何時までも待っても、多分来ないでしょう。じり貧で廃業するのは明らかである。このトップはそれなりの覚悟で社員への発破を掛けているが、認識はトップほど期待できない。そこで、この装置の改良が既に行われていたので、之をPRするチャンスに出願を要請した。勿論、新規な発想が機械の一部に単独でも販売できる部分が有ったからである。之を前面に出してPRして部品からの市場展開も一考に値すると思った。それにシステムの負荷を価値として加えれば、さらに斬新性がアップする。このような宝の持ち腐れの活かし方も創造の成長要因に寄与する。必ず、創造には既存の破壊が必要である。このような事案は到るところに存在するが,焦点が当たらず、埋没する事例が多すぎる。之はコーデイネーターの観察眼の重要性を意味する。観察眼と判断力、その活用事例をミックスして提案できないと細切れでは利用価値がない。
Posted by ターさん at 14:29│Comments(0)
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