2018年03月14日

サガセ―ムスベNEWテクをONE-ONE

⑨-23

再出発の門出、ベンチャー企業の生き様、

市場すみわけの掟


D社とIG社の取引は、D社が独占的に開発した大型物件用の壁材、しかも、内外壁兼用での使用が可能なのです。


施工業者にとっては、コストが大幅に削減でき、しかも、断熱性、防火性,耐火性も兼ね備え、さらに、施工スピード

が従来の1/2以下で施工できる優れものです。


また、施工は、基本、機械による移動、運搬であり、人的な費用も削減できるのです。


さらに、外観はスッキリとした平坦な化粧面であり、そこに垂直な継ぎ目が垂直に約1m幅で立ち並び、


外から離れてみると、その感じは、やはり、倉庫?工場?などにピッタシのタテモのに

見えて、雄大な工場の感覚です。


 この市場をここまで拡大する市場開発力は、半端でないはずです。

日本人は、新規な商品にすぐに飛びつくがその後の広がりが遅いのです。

今回のD社の建材は、やはり日本を代表する親会社のネットワークが大きく市場拡に働いている感じです。


 それに比べ、IG社は後発であり、しかも。、サイデング材メーカです。

いくらサイデング材メーカのNO、1でも知名度は、D社に比べ市場が異なるだけでなく、施工業者、問屋も

別ルートなおです。

 ここに、新規参入の企業の苦戦が潜むのです。

そこで、D社には、経緯を払い、かつ有利な条件をだすのが後発メーカノ原則です。

何せ、ゼロの市場を開拓してくれたのです。

 多分、IGだけでは、無理な市場開拓です。

それは、いずれわかる、新規製品[セラミック建材、ホンセラ]が創業10数年後に撤退した実績が有りますから。

 唯、この時点では、全く予測できない話でした。

そこで、D社との話し合いでは、D社の要望とIGの要望を対比し、D社優先で交渉することにしたのです。

 どうせIGは、この時点では全くのゼロ市場です。

そこに殴り込みをかけるのですから、したてに出る以外の作戦などあり得ないのです。

 このD社の責任者(取締役で開発部長でプロパー)の判断は、意外と有利な条件を提示しませんでした。

それは、IG社などの後発メーカなど、市場に大きく影響を与えると見なかったのです。

その予測は、この交渉後、約、15年くらいたっても変わらず、いまも変動が無さそうです。

まずは、この市場へIGが参入する許可を得た気がしたのです。

 勿論、営業活動でもこの掟は、順守していただきました。

それは仁義です。

あなたは、このような予測をできますすか?

 この開発部長の予測に、凄いの一言です。


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