2014年03月13日

一人起業の行く末

一人起業の行く末(社員は実質一人、あとは家族の手伝い程度)
昨日、知り合いのトップの会社に立ち寄った際に、企業譲渡の話が話題になり、その評価に大きな見方の差がでた。
それは、譲受人がこの企業をどのように評価するかによってその価値が大きく左右される。
それは、①これまでの実績、売上、利益、その経過状況などの歴史など,②市場の動向、過去、現在、未来の検討、顧客の特性、どのような顧客群、個人、法人、問屋、直売など、③譲渡する原因は、後継者、年齢、体調、マーケットの変化、④業績の動向に不安、⑤将来性の見込み、⑥顧客の変化、⑦取引先の変化、⑧評価の高い時に譲渡したい、⑨譲渡により退職金を得る。⑩今後の企業イメージに不安、⑪開発意欲なくなる、⑫自社ブランド商品の寿命が短縮化、特に定番商品に縮小化に大きな変化が顕著、⑬市場が特殊、⑭大企業や海外企業の進出で利点少なくなる。⑭トップ以外は開発力ゼロ、⑮トップ以外は営業もゼロ、などが主な理由に思える。これはこの企業に限った事例でない。後継者のいない零細企業群は、多数ある。しかも、下請けのケースはもっと厳しい環境である。それはこの種企業は、実績は評価しても将来展望が全く読めない。所謂、時限的な企業になり、現在のトップの寿命がその企業の寿命になる。企業30年説が囁かれて久しいが、如何に市場の変化が急激かは誰もが認める実態である。しかも、それは商品寿命の短縮化は時代に従ってますますスピードアップされる。これは高齢経営者の開発企業にとって致命的な課題である。このような企業は、まだ評価に値するが、下請け専門の企業のケースは、装置の評価と加工技術の評価と、社員が残留する保証などの条件も重要な課題である。その意味では、この種企業は、ギリギリで譲渡するのでなく、まだ勢いがある時期に譲渡プランを模索するのがベターである。何事もギリギリは評価が大きく下げられる。すなわち、足元を見透かされるからである。ぜひ、早めの計画を



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Posted by ターさん at 15:15│Comments(0)経営サプリ
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