2013年09月27日

農工連携6次産業化の推進に思う

農商工連携6次産業化の思う
先日、ある会の主催で、セミナーがありました。すなわち、制度の説明会や事例発表でした。
農業者と6次産業化サポートセンター、6次産業プランナーとかとの連携など認定に向けたスケジュールがあり、その都度、チェックやアドバイスがある。しかし、この6次産業化は、数年前から提唱され、金融機関が張り切って行動していた現実を見ていた関係から、国や県がサポートセンターを開設し、農業者、工業者 商業者の掛け算の6次産業化の構想は、極めて複雑で関係者が皆、手探りで有り、成功事例も少ないのかも。例え成功事例だとしても、それは工×工の取り組みが主体のケースかも。農業関係者は田んぼや畑の貸借、育成の指導レベルであり、本来の6次産業化の姿でないのを無理やり収めている匂いがしますが?今回のセミナーの参加者を見ても殆どが工業者の感じがした。それは組織的に運営できる体制を維持できないと連携が難しく、名ばかりの関係になるはずだと思う。少なくとも6次産業化の構想は素晴らしい発想ですが、思考、行動の全く違いう関係者を一つのサイクとして運用するには。ホールデングスタイプの指揮体制が不可欠のような感じであり、現状の企画、スケジュールに疑問を感じたが?そもそもこの発想はだれがかん上げたのか?多分、机上の企画、計画の理想のシュミーレーションから発想された構想と思える。それは、農業関係者の性質、生活など人生そのものを理解されない発想に思える。農業は原始時代から生きる糧の産業であり、工業のように生産性やコストが第一の条件と大きく異なり、1年に1回の生産や自然との戦いが主戦場であり、現在のようにハウス栽培などの工業的生産と全く異なる環境が真髄に横たわっている。信ずるのは自分しかない、ただ、生自然のちからの前にはある程度組合的組織も許される範囲での協力位いである。それは水産業も同じ土俵である。この点が全く考慮されていない感じの構想に見える。私一人だけかも?それぞれ次元が異なる分野の関係者が同じプラットフォームに乗るには、部分的な繋がりのレベルが限界かも?導入時期はそれぞれの事情があり、噛み合わないケースが多いはずであるが中には、うまくいくケースもあるかも?いずれにしても金融機関などの金儲けのお先棒をかねる運用に疑問がのこります。


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Posted by ターさん at 10:18│Comments(0)経営サプリ
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