2013年07月17日

地域活性化の課題

地域活性化は下請け脱皮から
地域の産業は下降線の一途をたどっているように見える。それは、この地域が下請け企業群の集まりでああり、大手企業の孫か?ひこ?第何次の下請けか?それほど自社商品を持つ企業が少ない。それでも少ない企業数であるが中小企業規模での自社ブランドメーカは存在する。しかも、その内容は地元に根差した加工産業関係、あるいは農業分野、コストが優位な条件での加工業等である。しかし、加工業はこれから先は、東南アジアやその他のコスト競争に強い国へ移行するものである。即ち、機器の性能が、品質やコストを左右するのであり、人間の操作技術や加工技術が商品の良し悪しを決するものでないからである。誰でもどこでも同じ装置を使用すれば、同じような品質の部品ができてくるのである。その上、24時間フルの無人化作業も可能である。このような環境での地域の下請け企業は、今後どのような対策で生き残りと成長を目指すのか、非常に難しい課題が眼前に迫っている。このような課題に向かい手段は、自社開発して下請けを脱皮する経営方針に舵を切る以外に生き残ることなど至難の技である。それよりは、自社技術の延長線上の単独商品の開発を少なくとも3年限度で行い覚悟が必要である。もし自社技術がなければ外部からの導入という手段もありますが、これを使いこなす経験がないとモノにするのは簡単でない。外部からの導入する先は、大学や企業がありますが、大学等のケースは基礎研究であり、商品化には約1000倍の労力、コスト年限がかかり、その上、市場の需要も?であります。その意味では自社の開発の詰めの垢でもあれば、その育成と市場の可能性模索を勘案して着手することを進言します。その際は、やはり開発企業出身の外部のベンチャーから中規模まで成長し続ける企業出身者を推薦します。それは泥臭い経験がない大企業の出身者とは雲泥の差があるからです。論より証拠で試す価値があります。そして、地域の活性化の灯をともす気概が望ましいです。


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Posted by ターさん at 16:23│Comments(0)経営サプリ
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