2013年06月11日

明日が見えますか

秘密の具現化で下請け脱皮を目指す専門家
これは、私の人生経験の約40年間であります。勿論、そのための基礎会得、実務訓練期間、研修期間などの基礎学力と実務訓練期間後の実質活用期間を累積した期間であります。それは、現在も躍進し続けるベンチャーから300人規模までに成長した企業の中枢で約35年位直接に関わっていた時間でした。その後、会社を辞職してからは、この会社のミニサイズを地域に3社位育てたいとの思いで日々、発掘の行動をしていますが、いまだ、その欠片すら見えないことに、疑問が湧いています。必ずこの企業のトップのような感覚の下請け企業のトップが存在すると確信していたからですが、約8年にわたり近隣の零細、中小企業のトップとお会いする機会を創っていただいたりしまたが、なかなかその目にかなう人にお会いできないのが、腑に落ちないのです。勿論、あれ程度企業の姿ができた企業は、この範囲外に当たり、本当に、いま 零細企業からの自社ブランドで企業を成長させる意欲のあるトップのみが目的のトップです。この種トップは、一部、変人や変わり者、あるいはこだわりがありすぎるような感覚の人がこの範囲に入るような気がします。その意味ではあまりにも均質化、あるいは個性のない人間が多すぎるのか、わかりません。でも新規な事をなす人は、均質な発想では、一般的な傾向の発想であり、新鮮さも斬新さも、ショック性もなく、結局は誰もが発想する平凡はアイデアからくる商品になり、ヒットもなく、世に出ることもなく、葬り去られます。この意味合いをよくわかれば、トップが、或いは自社がどの方向に照準を当て、その銃口をさらに狭めた極小市場に向かって自社のコア技術を普遍化した単独商品のアイデアを具現化してこそ他社に勝てる商品開発となります。しかし、現実にはやはり現状の延長線の安易な商品へ照準と具現化を目指すスタートから大間違いの開発に着手して、無駄な投資、時間、人材の浪費を重ねることになるのです。故に、いかに着手する方向の市場、商品の選択が最重要課題であるか分かると思います。よって、開発のスタート時には時間も人材も、調査も費用も十分にかけてその後、途中からの大きな方向変更を阻止する綿密なチェックが不可欠と思います。勿論、それでも時間との戦いであり諸行無常の世の中は変化のスピードや大きさ、市場環境が変革、あるいは革命的なになるとスピンアウトせざるを得ないのが開発のリスクであります。それでも無駄な開発に終わらせない活かし方が必要になります。まずは目的を一本に絞り、企業の力の分散を避けて集中し、スピードとの戦いを制してこそ日の目を見てヒットの栄養につながることが多いのです。このような発想の持ち主のトップにお会いして一生の夢の実現をお互いに図りたいのです。


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Posted by ターさん at 13:41│Comments(0)経営サプリ
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