2012年12月13日
外をみる経営者 開発知財経営のコンダクター
昨日、出向いた零細企業のトップは、これまでは待ちの仕事、即ち、下請けであり、この経営に徹していた。しかし、現時点ではこの経営を継続することへの不安が増してきた。それは専門分野の下請けで、しかも専用機の設置など他社にない機器の装備も優位性に働いていた。しかし、最近の機器は、多機能の働きを備えたものが多く、専用機の特異性が低下してきている。言い換えると、他社でも同じような加工を行える時代に変貌してきていることの証明であります。このような環境での専用機による加工に固守することの危険性は、日々増すばかりである。それは売り上げにも顕著に表れてくるのが時間の問題と読んでいる。そこで、これからは、やはり自社での商品、即ち、売り込む商品を持つことが最重要な課題であると、今までの売り込まれるもの(仕様が決まっている)が主体の時代と大きく変貌しつつある、この時期から対処することがぎりぎりであると。その着手は今年の夏ごろから開始して発想、企画、設計、サンプル試作、機能チェックのデータ収集など順調にスタートしてきた。しかし、来年からの売り込みのノウハウ、手順、市場把握、ターゲット顧客のサーチなど課題が山積みである。でも、この事態にやる気が満々の感じでトップは、来年の準備に精を出していた。これこそ、下請け脱皮の初動行動であると。こえまでかかわってきてその流れが読めるだけに後は、顧客の選択に需要なポイントがあるが、さてあなたは?
Posted by ターさん at 11:22│Comments(0)
│経営サプリ