2012年02月13日
人まねで後追いするのですか
知り合いの社長は、自分は世界に無いものしか開発製造しないと豪語している。しかしながら、其の反動で経営は苦しいと。売り上げはそれなりにあり、付加価値も充分にある価格設定である。しかし、このトップの所に,個人で、あるいは官の機関や公的組織を介して指導や工場見学を養成して来るトップが多々ある。特に、これから先、やるべき商品を発掘できず、将来有望な分野のこの会社に目を付けているようだと。しかし、このトップは、全く、苦い経験から一切、お断りであり、工場に入ることなどあり得ない。手が無いのである。増して、国の補助金で機械を購入してこの会社の商品分野を製造するから見せろなど、トンでm、御発奮である。しかし懲りずに問い合わせが多いとの話しである。すでに話しているように日本はものまね社会はアメリカから卒業している。現在は中低開発国がそのまっただ中にいる。例えば、中国が代表格である。しかし、その中国もものまねには限界がいずれ来るので価格競争のベトナムやカンボジアに負けることになるのは自明の理である。その意味では中国も自社開発を目指す時期が刻々と迫っているかも?しかし、日本の中小零細企業は、そのコトする実行せずに、下請という安全で衰退の軌道に乗りっぱなしである。すぐ目前にゴールが迫っているのに気が着かず長いものには撒かれろ、の旧態依然の思想にドップリの経営陣である。貴方の企業は・すでに人まねの時代は終焉死、オリジナリテイの商品が世に生き残る時代に突入したことは、ソニーパナソニック、コダックの事例を待つまでもなく、市場の激変は人間の感覚の変化と連動して来ており、価値の評価が大きく変化している。そこで、人まねしない商品開発を少しずつ始める時期ですよ。
Posted by ターさん at 14:56│Comments(0)
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