2012年02月13日
ゆで蛙になりますか?
良く、事例にでるのが【湯で蛙】の話しである。現状の僅かな変化に気が着かず、徐々に変化して気が着いたときには死にいたるような環境である。通常は、現状の維持が一番、楽で過ごしやすいが、世の中は1秒たりとも同じ所に留まっていない。所謂、千変万化の無常な世界である。人間は昨日も今日も、さほど変化が無いと思い暮らしているが、大きな間違いである。これを意識して行動するか生きているかに寄って、おきる現象に対する反応が全く違う。昨日の連続なら同じような現象に同じように対策を取るだろう。しかし、現実は微妙にある様相が変化しているのが普通である。大きな変化は理解し対処するが微妙な変化は見逃すことが多々ある、。それは注意力の散漫でなく、最初から変化するとの立場でモノを観察しているか?いないかで大きく変わる。即ち、変化に気づかずに経過する、針の穴ほどの課題が大きな穴を作り出す糸口になり、後日の対策では時期遅しの状態に成り、最終的な結論にまっしぐらになる。勿論、企業力で持ちこたえるケースもあるが多大な出費や労力や信用の失墜など目に見えない損失を招くモノである。まずは変化を見つける、発見するのは外部人間が最適である。以前と現状の対比が利害得失に関係なく判断できる立場に成りやすい。勿論、顧問契約や顧問弁護士、顧問税理士も依頼主に直訴できる立場であれば良いのですが?オリンパスの事例やアメリカの事例を見ても一蓮托生の繋がりに思える。その意味では、一年交替の顧問などやコンサルタントは、まだ期限が有るだけ、本当の内容を煮詰めるのが出来る。是非、湯でガエルに成るか、成らないかはトップの判断次第である。
Posted by ターさん at 14:40│Comments(0)
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