2011年03月24日
苦しみは誰からあたえられたものか記事
ある本を見ていたら、このようなドキツとするようなタイトルがあった。その中身は、レバノン出身の詩人で哲学者のカリール・ジブランという人の詩集【予言者】の中の引用であった。苦しみの多くは自ら選んだもの。それはあなたがた自身の中の、内なる薬師が、病んでいる自分を癒そうとして盛つた苦い苦い一服。あった。この詩は、キリスト教哲学が背景になっているらしいが?特に、自然は日々刻々と移り変わり、過去と全く同じ景色は、一瞬としてありません。それと同様人間関係も、職場や学校で同じ人に出会っているように思うけれど、全く同じ出会いは一つとして無い。全く変らないという人もいないと。故に、人や事物に接する場合は、一瞬一、新鮮に捉えることだと。特に、苦しみに出会うと絶望を抱いたり、もうダメだと落ち込んだり、時には最悪の状況を考えたりします。これに対しては、苦い薬を沈黙と静穏のうちに飲みほすこと。これは自分の中にある叡智を信じて、苦しみを静かに受け入れることだと書かれていた。しかも、苦しみは外側から襲って来るのでなく、心の中の薬師?、叡智が心の病を癒し、大きな成長を手助けしてくれるとあった。このような詩の解説を見ると、悩みは自分の問題であり、かつ成長するには必要な貴重な経験であると。やはり若いときに、死ぬまでが成長と言明していた人もいるが、これは大いに必要な部分だけ参考にして今日から千変万化の自然、人間関係を捉える感覚を磨く必要があるとの教えかも?
Posted by ターさん at 15:33│Comments(0)
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