2018年01月30日
コラム、水晶太郎、知財と開発と経営のトライアングル
コラム
水晶太郎
S58年頃に試行錯誤した知財戦略、戦術と開発戦略の経営との直結手段は?
1、この時期は、市場が急激に訪問販売業者の顧客開拓力で増加し、どこの業界からの参入でも稼げるとの
市場であり、いろいろな業界からの参入が見られたのです。
まさに、市場は口を開いて待っている状態なのです。
商品さえあれば、すぐに施工できる環境なのです。
之は、活況という以外ない市場です。
そのため、建材メーカはOEMでいろいろな商品の製造を受注したのです。
建材メーカは、いやロール成形機を所有しているメーカなら形状さえ決まれば、すぐに成形して商品として出荷
するのです。
芯材(断熱材はウレタン系であり、製造が容易なものです。)は、この表面材を成形した凹部に流し込み、その上からクラフト紙をかぶせた複合板構造です。
しかも、そのウレタンの発泡状態は、連通気泡の組織であり、極めて柔らかいフォームでした。
でも、形状は保持するのです。
価格は、勿論、格安です。
2、この時期の建材メーカ新規参入は、大手であり、あるいは遠隔地の零細メーカです。
例えば、九州の八女、富山の○○成、ykk、など多数です。
3、ココで知財の活用法は、戦略、戦術
①新規メーカに警告を発する。
②施工業者に警告を発する。
③業界紙、などの警告をする意味でIGの知財戦略を発表し、おもな権利を広告で示す。
④業界首脳の会議で知財を戦争10年を開始すると宣言する。
⑤竹刀だといわれた知財を真剣にするため訴訟して抜き出す。
⑥営業活動のバックアップで経営支援
4、商品の開発戦略は
①堅壁の市場へ供給で他を圧倒する。
②デザインと色彩数で他社を圧倒する。
③品質、信用度、ブランドなどIGの力を全面に打ち出し。
④早めの新規なアレンジ製品を発売する。
⑤施工写真で訪販を煽る。
5、経営との直結は、
営業の市場占有率と製品の販売地域、販売の種類など分析結果を参考に、どこの地域にどの商品を
打て出るかなど営業と経営の即効性を調べ、地域差の色彩も勘案してぐいぐいと押し出すのです。
勿論、知財侵害の可能性のある商品があれば、訴訟の勝ち負けは後回しにして、先制攻撃を始めたのです。
勿論、優秀な弁護士を確保しており、少なくとも日本には、この人達の上にでる弁護士はいないはずだと確信して選択したのです。
その情報源は、裁判記録、特許庁からの情報などを勘案したのです。
それは、知財裁判の三羽ガラスだといわれた人達です。
これらの準備は、すでに構築しており、いつでも裁判を提起できる環境です。
勿論、これらの弁護士を確保するには時間と経費、人脈は、必要です。
⑥、開発戦略
これは、現状と異なる新商品の模索を日々重ねて居たのですが、現製品と真逆の新商品開発なども
模索し始めたのです。
ただ、この動きをしている最中に、ある建材メーカが新規なよこばりサイデングを開発情報が飛び込み、
この新商品の現状を知る行動が必死になり、しかも2社です。
出は、この情報は、どこからもたらされたのか?まだ発売前です。
しかも、同業者の2社です。
この真髄に迫る手段は?
この情報では、大まかな情報でしたが、もっと確実な情報でないと、形状は予測できないのです。
それに、侵害等の警告を発するにも、そのものずばりを知る必然性に遭遇したのです。
この時、北陸の会社のトップに、業界の3役が相談に出向く用事があり、このチャンスをいかに活用するか?
悩み悩んで、私は、この会議にトップのかばん持ちとして同行することにしました。
勿論、情報を何所まで入手できるか?
また、他の1社の案件は、業界の知り合いの開発者がおり、かれに一寸、打診を掛けたのです。
すると、何とおおよその形状が見えるのです。
之は、すでに出願し他との話でした。
ならば,igはどうれば?
ここで、公表できない抜群の手を打ったのです。
しかも、この2社の商品が判明してからです。
あなたなら、どうする?
水晶太郎
S58年頃に試行錯誤した知財戦略、戦術と開発戦略の経営との直結手段は?
1、この時期は、市場が急激に訪問販売業者の顧客開拓力で増加し、どこの業界からの参入でも稼げるとの
市場であり、いろいろな業界からの参入が見られたのです。
まさに、市場は口を開いて待っている状態なのです。
商品さえあれば、すぐに施工できる環境なのです。
之は、活況という以外ない市場です。
そのため、建材メーカはOEMでいろいろな商品の製造を受注したのです。
建材メーカは、いやロール成形機を所有しているメーカなら形状さえ決まれば、すぐに成形して商品として出荷
するのです。
芯材(断熱材はウレタン系であり、製造が容易なものです。)は、この表面材を成形した凹部に流し込み、その上からクラフト紙をかぶせた複合板構造です。
しかも、そのウレタンの発泡状態は、連通気泡の組織であり、極めて柔らかいフォームでした。
でも、形状は保持するのです。
価格は、勿論、格安です。
2、この時期の建材メーカ新規参入は、大手であり、あるいは遠隔地の零細メーカです。
例えば、九州の八女、富山の○○成、ykk、など多数です。
3、ココで知財の活用法は、戦略、戦術
①新規メーカに警告を発する。
②施工業者に警告を発する。
③業界紙、などの警告をする意味でIGの知財戦略を発表し、おもな権利を広告で示す。
④業界首脳の会議で知財を戦争10年を開始すると宣言する。
⑤竹刀だといわれた知財を真剣にするため訴訟して抜き出す。
⑥営業活動のバックアップで経営支援
4、商品の開発戦略は
①堅壁の市場へ供給で他を圧倒する。
②デザインと色彩数で他社を圧倒する。
③品質、信用度、ブランドなどIGの力を全面に打ち出し。
④早めの新規なアレンジ製品を発売する。
⑤施工写真で訪販を煽る。
5、経営との直結は、
営業の市場占有率と製品の販売地域、販売の種類など分析結果を参考に、どこの地域にどの商品を
打て出るかなど営業と経営の即効性を調べ、地域差の色彩も勘案してぐいぐいと押し出すのです。
勿論、知財侵害の可能性のある商品があれば、訴訟の勝ち負けは後回しにして、先制攻撃を始めたのです。
勿論、優秀な弁護士を確保しており、少なくとも日本には、この人達の上にでる弁護士はいないはずだと確信して選択したのです。
その情報源は、裁判記録、特許庁からの情報などを勘案したのです。
それは、知財裁判の三羽ガラスだといわれた人達です。
これらの準備は、すでに構築しており、いつでも裁判を提起できる環境です。
勿論、これらの弁護士を確保するには時間と経費、人脈は、必要です。
⑥、開発戦略
これは、現状と異なる新商品の模索を日々重ねて居たのですが、現製品と真逆の新商品開発なども
模索し始めたのです。
ただ、この動きをしている最中に、ある建材メーカが新規なよこばりサイデングを開発情報が飛び込み、
この新商品の現状を知る行動が必死になり、しかも2社です。
出は、この情報は、どこからもたらされたのか?まだ発売前です。
しかも、同業者の2社です。
この真髄に迫る手段は?
この情報では、大まかな情報でしたが、もっと確実な情報でないと、形状は予測できないのです。
それに、侵害等の警告を発するにも、そのものずばりを知る必然性に遭遇したのです。
この時、北陸の会社のトップに、業界の3役が相談に出向く用事があり、このチャンスをいかに活用するか?
悩み悩んで、私は、この会議にトップのかばん持ちとして同行することにしました。
勿論、情報を何所まで入手できるか?
また、他の1社の案件は、業界の知り合いの開発者がおり、かれに一寸、打診を掛けたのです。
すると、何とおおよその形状が見えるのです。
之は、すでに出願し他との話でした。
ならば,igはどうれば?
ここで、公表できない抜群の手を打ったのです。
しかも、この2社の商品が判明してからです。
あなたなら、どうする?
2018年01月30日
サガセ―ムスベNEWテクをONE-ONE
再出発の門出、ベンチャー企業の生き様、
特許戦争の始まりかも?
このS58年のリフォーム市場の急激な拡大に建材関係ばかりでなく、訪問販売業者の新規参入で
顧客が大幅に増え、これまでの建材メーカの供給量、いや販売量を一気に超える販売市場が
拡大したのです。
しかも、訪問業販売者という新規参入組で、かれらは販売するだけであり、施工は、地元の業者に委託する
システムです。
それは、施工業者は、指定の住宅等に出向き、期間内に施工するシステムであり、○○円/戸の請負業
者です。
彼ら施工業者は、1戸/2から3日で仕上がるスピードです。
すべての責任は販売業者であり、訪問販売業者です。
また、資材も建材メーカに委託生産しており、既存メーカノ偽物やそのアレンジを製造させて、全量買い取る
方式です。
責任は、すべて訪問販売業者となるシステムです。
このシステムには、訴訟する権利者も、一寸、躊躇するのです。
それは、訴訟的には、どこの段階のも侵害訴訟を提起できますが、証拠把握に
苦戦するのです。
少なくともメーカは、工場であり、ココを抑えることにしました。
その関係で夜に出かけて、侵害している商品を生産している工場らしきところに出掛、
早朝(4時ころ)に、この工場に忍び込むのです。
この当時は、防犯カメラもなく、守衛もおらず、工場は抜け穴だらけだったのです。
でも、法的には不法侵入です。
でも、証拠を確保するには、この手段しかなかったのです。
まさに、猫とネズミの関係です。
この訪問販売業者の商品は、間違いなく、このライバルメーカでのOEM生産しているとにらんでいるのですが
中々、しっぽを出さないのです。
施工現場には、切りかすすら残さず、きれいに持ち去るのです。
しかも、この現場が掌握する頃には、施工業者は仕事を完了しておらず、次に現場に出かけているのです。
勿論、次の現場は?
そこで、知財の現状を分析しますと、国内出願などが1600件、海外150件くらいの出願実績でした。
この中で、権利化したものは、約3割くらいです。
その他は、取下げ扱いの状況でした。
勿論、製造装置、製造方法、形状、施工順序、建材、取り付け具、意匠,商標まで抜けなく、出願して権利化も
市場の変化に合わせて選択していたのです。
ココハ、知財経営の本領を発揮させるスタートです。
無駄な投資と言わせない、知財の防御と武器の活用を駆使しだすスタートです。
なお、海外出願は、権利侵害でなく、技術情報の収集のためです。
この時期から、知財は出願するだけでなく、行動する知財に変貌するのです。
その戦略は、竹刀の真剣扱いの術です。