2017年12月13日
サガセ―ムスベNEWテクをOne-One
真壁発売、1年後(昭和52年3月)
この時期になると、ほぼ1貫製造装置の課題は、おおよそ解決されましたのです。
その結果は、1年で設備投資の費用を全額支払い、利益を出したのです。
是は、ベンチャー企業にとっては、最高の開発成果です。
設備投資が経営の付加になるのが常ですが、これは、まさに理想のメーカの姿です。
しかも、新製品発売をして1年間で利益と設備投資の償却を得たのです。
そのため、この商品に関してのPRやCMを思い切り力を入れることができたのです。
ただ、1貫製造ラインは、まだ設計性能の8割であり、歩留まりなども加味すれば、7割と、まだまだ、
改善よりのある装置です。
でも、そのキーポイントは、やはり合成樹脂発泡装置と合成樹脂そのものの特性の改善です。
この合成樹脂はあまりにも許容範囲が狭く、合成樹脂の2成分の配合比、外気温、湿度
などにより、敏感に反応するのです。
是が、季節温度の変化などで歩留まりを大きく阻害しるのです。
それは、2級品の山になるのです。
是は、地元業者で一山○○で1括販売する方式ですが、、実質二束三文の価値です。
それでも、注文にこたえるために必要量の生産をする必要が有りましたのです。
是は、一寸?
でも、営業の強う要望であり、お客が欲しい時に商品をとどけないのは、営業の責任ですが、実質は、
製造部の責任ですし、さらには開発部の責任なのです。
それで、企画設計の数量を生産で来て、初めて製造部に装置を一括委譲できるのです。
まだその段階に至っていなかったのです。
開発部のチャレンジは、まだまだです。
一方、知財は、この断熱金属サイデングの1貫製造装置に関しては、ほぼ全面的に出願が終わり、最後の分析とチャックを日々です。
それは、グラフ化と絵図による配置図です。
是には、意匠の出願時に活用した中心から末広がり(放射状)の絵図を張り付けての分析です。
その際にも、抜け防止の審査基準での分析です。
その数、数百件です。
まさにごちゃごちゃの感覚です。
あなたならどうします。