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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2013年09月06日

経営者の使命は

最近、3人のトップの経営の方針を考察する機会があった。それは、自分の立場を対比してあるべき姿は、どのコースなのか、あるいは分類に属さない稀有なコースなのかを思考する必要に迫られているからである。まず、Aトップは、彼は己の道を直進するタイプであり、世の中の組織とあまり関わらず、オリジナル商品の開発から新商品を発売するのが事業の使命だと、頑なに事項している63歳の一人企業であり、組織形式にしておらず、約15年位、経営している。しかし、最近は、この人の属する分野の業界が厳しく、オリジナル商品の売れ行きが悪く、かつ単品注文の様相をしてきており、とてもではないが、やりきれない。しかも、オリジナル商品の開発には時間と労力と情報収集が不可欠のため、上京したりする必要がある。それでも海外メーカとの競争になり、品質よりコストの価格競争に巻き込まれる。いくら品質を訴えても理解するのは価格だけだと。それで何時も、倒産だと口癖ですが、なぜか維持している?実態と話に違いがあるからに他ならない。信用に課題があるかも。でも実直一筋なのだが?開発―製造(OEMに最近切り替え)―販売までの一括事業を実施している。また、Bトップは、現在は下請けの加工業者であるが、自社商品の開発に意欲的で最近数件の開発と商品化と展示会への参加も果たした。そして展示会での情報から次のステップを目指して、売り込みをかけている最中である。しかしながら、このトップの商品は単独ではある一部の機能を果たすが、装置の中に組み込まれることが望ましい商品である。その芽が一寸だけ顔を出した感じですが、思惑と違い、相手の動きが鈍い。その思惑は、相手の会社の装置に組み込んでいただき、自分はその部分のみをOEMで請け負うか?外注に出して供給するか?悩んでいる。この商品は、精密度が非常に高い部品であり、専門業者に委託すべき製品かも?でも売れ先との契約がなければそれも無理であり、自社生産には課題が多いと。でも、トップはこの企業の将来への種を蒔き始めており、経営者の目的の一つの着手に緒についたばかりである。そしてどのような未来にこの企業は役立てたいのかが定まれば道は一直線である。
 さらに、Cトップは、兼務で立ち上げた事業会社を経営しているが、将来像は描いておらず、まして未来に種をまくなど眼中にない感じである。それは年齢的に70歳であり、しかも、兼業の職業が本職に近く、とても事業の商品化などむりであると思える。しかし、開発者タイプのこのトップは、それも捨てがたいと悩んでいる。多分、来年の早い時期に結論がでると思う。本業に近い事業の本格事業を目指す可能性が大である。この3人3様のタイプは、小生にとても極めて参考になるケースであるが、Cトップのケースに近いが、兼業でなく、本業一本なのだが、将来に蒔く種もあるのだが実行に組織的な整備や地域環境を読み込むか、再生をどのように改革するかの課題があり、支援者や投資家との連携が不可欠と思っている。さて、この3人のトップの中で、望ましいのはBトップだと思いますが、あなたらなどの道を選択しますか?、


  


Posted by ターさん at 15:37Comments(0)経営サプリ
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