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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2013年02月08日

ある企業の成功ヒストリーからひも解く(1)

あるあー○○企業のヒストリーからの考察
先日、この会社(ミニ建材市場)の創業者が来て、最近の景気状況、開発状況、販売状況などを話された。それによると、緩やかな上昇気流であり、売り上げの増加、社員の採用、新商品の上市など順調に推移していると。その中身は、約30数年ほとんど基本的な技術、商品構成、装置などでは変化がないと。勿論、新商品というからには、改善クラスの技術的変化は施されている。例えば、色、模様、幅などをアレンジした程度である。また、その材料の中身は、法規制やメーカの変化などで、製造ラインに対応した位であり、新規な技術は?勿論、それでも詳しい内容は?解明できていないので一概に変化なしと決めつけられるものでない。しかし、それらは当然の現場対応レベルであると予測される。これらを総合的に勘案すると、基本線が同じで開発指針も変化なく、市場の要求にあれ程度対応している。しかも、知名度は抜群であり、ダントツのシェアNO、1を長期にわたり維持している。なぜ、ライバル他社がこの現実を見逃しているのか?それは、この市場が、国内での総販売高が500億円以下であり、専業メーカがきわめて少ない。また、大手は自社資材の消化的な意味合いや自社のその他の商品との連携で製造販売しており、基本的に他社の市場を横取りする販売戦略や戦術をとっていない。これはこの会社の優れた先見性と市場把握であり、予測性の最たるものである。そこで、先ほどの創業者は、これほど長きにわたり同じような商品の販売が継続していられる市場、商品に本人も予測をはるかに超える事態でびっくりしており、うれしい誤算である。これらは、これらか新規商品を開発・製 造・販売する企業のトップにとっておおいに参考になる生きたサンプルである。なお、この続きはいずれ歴史的に順次、適当な間隔を置いて投稿する予定である。
  


Posted by ターさん at 16:21Comments(0)経営サプリ

2013年02月08日

現状打破の対応(2)

(2)特殊ノウハウでの加工専門の業者であり、一部他社との連携で結びついている部品製造業者はミニ市場の中で生きられる企業である。しかし、その専門加工業種の中身が、本当に特殊な、例えば、ある刃物の加工のみなのか、あるいは、セットの中の一部に組み込まれるが必要不可欠の加工技術と部品なのかにより、生き抜くパターンが異なる。しかも、企業規模にも多く左右される。例えば、歯科系の特殊なドリルを開発、生産、販売している業者は、ドリルだけでの販売は、販路が設定されているので、この流れに乗るしか販売ができない。勿論、自ら販売先を開拓するには、時間とコストがかかりすぎる。また、ある往復動の運動をする装置を大きなかくはん装置の一部に組み込む場合は、このかくはん装置を販売する企業との連携が原則であり、特殊な装置であるがかくはん装置の製造、販売業者に販売はゆだねられる。
この場合でも、この企業しか加工できないケースでは、自社の価値判断で販売できるが、連携関係をスムーズにしてさらなる進化した装置を開発販売するには、ほどほどのバランスが望まれる。 
  


Posted by ターさん at 15:51Comments(0)経営サプリ
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