2012年07月31日
ある老元経営者は夢を語り続けると
暫く鰤で当事務所にきた元上司で経営トップだった会長が、最近は夢をかたることが多く困ったモノだと。しかも、人生で最大にやりたかったことが、ある果物の時季はずれの栽培と海外への展開だと。特に欧州と中国の富裕層を顧客にした事業とのことであった。しかし、実際は別の分野の商品の開発と製造、販売の展開であった。勿論、それは業界NO、1になり、現在も継続している。しかし、本当にやりたかったのは、上に書いた事業だと。それは誰でも言える話しであり、空想に他ならない。そのような話しは逆に夢物語として無関係の人達に話せば良いことである。この空想を何回も車の中で話すのである。それは悔しさが滲み出ている感じに聞こえるのである。やはり物事にはほどほどの頃合いが必要であると。この話を繰り返しされると、なぜ、若いときに具体化にチャレンジすべきと思うが、側近に約30数年いた人間にとっては、これは無理な事業であり、今だから勝手に言える話しに聞こえる。それを全く知らない人が聞いたら?やはり、やるべき時にすることが人生の後悔に繋がらないと切実に感じた。多分、これからもこの種話しは死ぬまで続くかもね?今やるべき時は迷わずやることこそが後悔に成らず、有意義な人生といえるかも。