2012年06月06日
拡大する企業間格差への究極のコツ
よくこの地域は孫請け、曾孫請けなどの下請企業が殆どである。それは言うまでもなく親企業から比べれ波利益が大幅に少ない率になっている。それでも「生きる」手段がこれしかないと思いこんでいる経営トップが殆どである。即ち、泥沼から這い上がるのは何らかの起爆剤的外力がなければ引きあがれないのがこの世界もどのような組織に属しても同じ状態である。しかし、このような現実から脱出した企業は歴史上も多々有る。その源泉は親企業が開発製造していない、所謂新規な商品でかつこれからのニーズにマッチした市場へ出すことである。それにより爆発的なエネルギーが大ヒットと共に得られるのである。しかし、これら波、夢の又夢に思う経営トップが多いこと。すでに諦めているのであり、これでは未来永劫この下請組織からの脱出はできない。即ち、微々たる賃稼ぎにあまんじなければ成らない境遇になり、それを異常な世界と感じる事無く「ゆで蛙」るになっている。それでもトップはそれなりの収入を確保するが、社員の一生の収入格差は前に書いた親企業に比べると雲泥の差が出る。これを若い年代に知っておれば、その脱出法を模索し、もがくがその素手を知らないのが現実かも。そこで現状からの打破は、その気になれば必ず出来るのである。それは各自に持っている知的な財産の発掘に他ならない。幾ら埋蔵していても掘削しなければ埋蔵したままの無駄な知的財産になる。それを一生埋蔵したままでは、最初から無かった宝石と同じ意味になる。これを発掘する切っ掛けを与える方策を取ることが第1段階、次ぎにそれをトップが支援してやること。その次ぎに本人自身が現状からの脱出と企業の連携を前提とし姿勢、発想を熱意を具体的に見せる事。その後は順次、具体的な工程に応じて階段を上がることである。その切っ掛けが最大の出発点である。