2011年04月01日
ある零細企業のトップの決断
昨日、夕方に来た社長は、現在対応している案件の話しで来たのですが冒頭に4月末で会社活動を休止する。よって、現在の社員は解雇せざるを得ないと。その決断には、これからの展望を見ての考えであった。それは、是までも新規な発想をことある毎に敏感に反応して自社の業務範囲での展開を模索してきた人である。しかしながら、その他の役員や社員は、その着眼点を成長させるのでなく、出来ない話をするのデアたっと。所謂、否定に関す類件だけだそうである。このようなケースは日常茶飯事だそうであり、幾ら説明しても理解してもらえない、辛さは尋常ではない。通常は発想に少しでも活かせる要素が含まれて板なら、それを成長させる手だてを提案するのが全社的発想である。しかも、家族的な規模の企業の中で、このような環境ではトップのやる気が削がれ、これ以上の経営の継続は無理と判断したそうです。しかしながら、自分は現在も開発している商品の展開を目指して日々行動しているのです。このような発想は、なぜ、社員も含めて活かすことを真剣に話し合い、協力関係、即ち、絆を強めることがこの会社に取っての最大の戦略、戦術なのです。そのトップが開発意欲に燃え、実際に効果が上がらないからムダとの判断は大きな間違いである。そのムダから新規な発想が育ち、やがて花が咲くのである。松下幸之助さんも言っているように。失敗は一度も無いと、成功のための前段階を踏んでいたのだと。このトップに明日は、見えていると。