2010年08月02日
兼業農家の悩み、あるいはロマンかな?
先週末にお会いした兼業農家の世帯主は、農産物でも優秀な成績の産物を生産している。また、機械加工の以前勤務していた企業の倒産で約30数年前から実質兼業農家になっている。売り上げ比率は、このような優秀な農家でも機械加工の売り上げが多いとの話しに、何故か複雑な気持ちになる。しかも、今回の話しは、一生の中での生きた証に出願をのようなニュワンスであったが、最近は経営の強化になれ場と、通常の企業の経営の方針へ変更してきている。その上、投資額が無く、直ぐに売れるかの質問である。それは開発品が爆発的に売れる時もあるが、数百個の開発品でも全部、没になるケースもあり得ると話すと、有る程度の市場では、売れると言う。勿論、0で無いが、投資対効果の比率は時系列の計算も必要であり、開発品が直ぐ売れる。誰が売るのですか?JAの購買部で、全く通常の農産物を農協に持っていく出荷と同じ思考である。これは工業製品で、かつ新規商品は厳しい環境である。用途も効果も誰が説明して販売促進するのか?通常はメーカの営業マンのやる仕事であるが、そのような人間は、JAに配置していると思えない。それなりの投資額を国の金融機関から借入するつもりだと話していたが、余りにも工業製品の開発、販売に無頓着な発想に、出願の躊躇を申し上げた。小生にとっては、この開発品がとても異分野であるが、判断できる範疇である。しかし、結論からいえば経営の支援、強化や生きた証に?であるから、冷静に検討する方法を要請した。多分、秋以降にこの人が再度くる時には、覚悟を打診する予定である。