2009年03月24日
創造と破壊は成長の源泉(25)
今日は、久々に知財戦略の東北6県の現実の話しを拝聴した感想を記載し、そこから発想される戦略は?検討したい感じです。先日、仙台で開かれた戦略会議で、各県とも意欲が企画書に見られた。勿論、企画書が素晴らしいから実行できるとは違いますが、まずは目的が必要であり、思想を統一するには欠かせない書類である。しかも、之は実質的な指針になるのですから、特に、青森県、秋田県、は力の入れようが昨年と大きく異なっていた。宮城県、岩手県、福島県は昨年を一寸、レベルアップした内容に思えた。しかしながら、山形県はチラシ1枚の企画書すら提示出来ない知財に対する思考である。之では100年に一度の経済危機に対処する手段は、何があるのか?現状を破壊して新規な発想以外は新市場、新産業が生まれない歴史的な証拠がある。そこで、他県は、別として小生の居住するふるさとの無策に、県民は?全く、下請けしか身につかない企業軍に、どの手を打てば喜ばれるのか?先ず、現実をそれぞれの企業が把握し、解析して、ゼロからの出発を目指した際の強み、弱みを認識し、かつ強さの連携(規模、資金、人材)が不可欠である。之を支援、サポートする人材が?先ずは、経営者本人がやる気を出して関係者を集めれば、次の手は打てるはずである。銀行や商工会議所などの他力だけに頼っていては、何も解決の糸口が見つからない。小生なら、開発型の若き経営者を募り、3ないし5名でも自腹か最低限の出資金で責任体制の研究会を立ち上げる。そこに経験者を時々、ボランテアを招く。年中では、ボランテアにも限界がある。先ず、産声を上げるチャレンジャーが欲しいですね。