2009年01月30日
創造と破壊は成長の源泉(7)
環境破壊は、自然の生体系を根本から変革することになる。それは、地球が生命体であり、その器の中での生存に他ならないからである。人間は、自然環境にマッチするべく、対策を講じるが、他の生物は退避する手段しか持ち合わせていない。その結果は、自然淘汰の滅亡である。植物連鎖の中ではバランスが崩れると元へ戻そうとする復元力が働くが、それ以上のエネルギーが係ると対処できず、滅びてします。種の存続は地球規模でのバランスの上に立っている。之は人間社会でも同じである。一産業が繁栄しても永続的に続くものでなく、常に破壊されて進化するモノである。種のサイクルが人間の一方的な欲望で破壊されると負の連鎖も起こり、成長が止まり、方向の異なる分野へ移転する。また、そには突然変異が起こり、新たなことがらが広がる。創造するには、破壊があり、この破壊の段階で方向性が読めれば成長分野の先駆者になる。日頃日常茶飯事の出来事が観察眼で識別して居ないと興味も目的も目前を素通りする。まずは源泉の核を見つけることが最大に必要である。それぞれの分野でサーチしていれば、変化が創造であり、消滅は破壊である。勿論、同時に起きていることもあり得る。創造にはリスクがあり、破壊にはエネリギーがいる。その連続体がネオ・ルネスサンスに繋がり、新たな時代が来ると信じる。